禁断の江戸史 ~教科書に載らない江戸の事件簿

著者名

河合敦

判型

文庫判

定価

1045円(本体950円+税)

発売日

2024/11/05

ISBN

9784594099237

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この本の内容

江戸人はエジプトのミイラを薬として食べていた

徳川家康が幕府を開き、200年以上続いた江戸時代は、時代劇や時代小説の舞台になることも多く、なんとなく「国を閉ざしていて、侍の中でも身分の上下が激しく、農民は搾取され、江戸期後半は豪商が贅沢していた」というようなイメージがあるかもしれない。
しかし、教科書には載らないような史実を見れば、江戸時代のイメージは大きく覆る。
たとえば……江戸時代には女性天皇が二人いたし、女人禁制と言われる「大奥」は男たちが見学できた。遊女は年季が明ければ普通に嫁にいった。長崎にはミイラが輸入されて江戸人は好んでミイラを食べていたし、富山の薬売りはじつは昆布の密売人だった。
「藩」という言葉は江戸時代にはなかったが、遣欧少年使節団を派遣した伊達はスペインと組んで幕府を滅ぼそうとしていた、などなど。
知れば知るほど面白い、江戸時代の常識を覆す歴史的事実と新発見を紹介する。

著者プロフィール

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河合敦
歴史研究家、歴史作家、多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師。 1965 年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学 院博士課程単位取得満期退学。 歴史書籍の執筆、監修のほか、講演やテレビ出演も精力的にこなす。『教科書 に載せたい日本史、載らない日本史』『日本史の裏側』(ともに扶桑社新書)、『江 戸500 藩全解剖 関ヶ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで』(朝日新書)、 『徳川家康と9つの危機』(PHP 新書)など著書多数。初の小説『窮鼠の一矢』 (新泉社)を2017 年に上梓。

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