82歳の認知症研究の第一人者が毎日していること

著者名

杉本八郎

判型

新書判

定価

990円(本体900円+税)

発売日

2025/03/03

ISBN

9784594099473

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この本の内容

「認知症は生活習慣病!
私が認知症と無縁で
いられる理由を教えます」

世界初のアルツハイマー治療薬を開発
薬のノーベル賞「英国ガリアン賞」特別賞受賞

最新の科学的根拠にもとづいた
「食事」「運動」習慣、そして「生き方」「考え方」のヒント

現在、65歳以上の4分の1が認知症とその予備軍と言われています。さらに人生100年時代とも言われ、認知症予防は本人やその家族も含めて最大の関心事のひとつです。
世界初のアルツハイマー病治療薬「アリセプト」を開発し、1998年に“薬のノーベル賞”と称される英国ガリアン賞特別賞を受賞した認知症研究の第一人者・杉本八郎氏は、「認知症にならないような生活習慣を身につけることが大事」と力説します。
そこで、自身も80歳を超え、今なお認知症予防研究に邁進する杉本氏が、認知症研究の最前線をレクチャーし、日常生活で取り組める予防習慣を伝授します。
・一日の歩行時間が長いほど認知症発症のリスクが下がる
・良い睡眠を取れば脳内のゴミがスムーズに排出される
・「一汁三菜」を心がけると食事のバランスが保たれる
・認知症予防のための重要な成分を併せ持つポリフェノール
・「脳に楽をさせないこと」が認知症を遠ざける
・趣味が「たくさんある人」は認知症になるリスクが低い
・主体的に生きてこそ脳は活性化する……etc.

著者プロフィール

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杉本八郎
杉本八郎(すぎもと はちろう) 1942年、東京都生まれ。薬学者、脳科学者。エーザイ入社後、新薬開発の研究室で高血圧治療薬「デタントール」、そして世界初のアルツハイマー病治療薬「アリセプト」の創薬に成功。アリセプトは97年に米国で、99年に日本で承認・発売。98年、薬のノーベル賞といわれる英国ガリアン賞特別賞を受賞。同年、日本薬学会技術賞と化学・バイオつくば賞、2002年に恩賜発明賞を受賞。京都大学薬学研究科創薬神経科学講座教授、京都大学大学院薬学研究科最先端創薬研究センター教授、同志社大学脳科学研究科教授を経て同大学生命医科学研究科客員教授。日本薬学会理事、有機合成化学協会理事などを歴任。14年、グリーン・テック代表取締役に就任。25年4月、名古屋葵大学学長に就任。趣味は俳句、剣道。主な著書に『世界初・認知症薬開発博士が教える 認知症予防 最高の教科書』(講談社)、『認知症研究の第一人者がおしえる 脳がよろこぶスープ』(アチーブメント出版)

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