はじめに念のため、言わせてください。
これは、レシピ本です。

料理研究家・リュウジさんのことは、料理をするしない関係なく、ご存じの方が多いのではないでしょうか。
それもそのはず、手軽でおいしい「バズレシピ」を発信し続けるリュウジさんの総フォロワーは、現在1,000万人を突破しています。

本書は、そんなリュウジさん渾身の鶏レシピ集です。
鶏という食材は、【安い・ウマい・栄養満点】の3つを揃えた、まさに庶民の味方。
「今日食べたいものを今日作る」をモットーに、スーパーで買い揃えられる食材でレシピを制作しているリュウジさんも、「肉レシピは鶏肉が一番多いかな」と語ります。

しかし、鶏はその淡白な味わいから、飽きやすいという欠点も。
定番メニューが多く、結局同じものばかり作ってしまう……というそこの貴方に朗報です。
リュウジさんの手にかかると、淡白なはずの鶏が千変万化。
108個もレシピがあるのに、1つも同じ味がないのです。
鶏ってこんなにおいしかったのかと、感激すること間違いありません。

ここで撮影の裏話を少しだけ。
人生で初めて目の当たりにする量の鶏肉と対峙しながら、朝から晩までひたすら料理を撮り続けていたときのことです。
スタッフはそれぞれ合間を縫って、撮影が終わった料理をつまませていただくのですが、「火入れが最高!」という声をたくさん耳にしたのが印象的でした。
気を抜くとすぐにパサついてしまう鶏むね肉やササミも、しっとりジューシーに仕上がっていて、どれも家庭料理で味わったことがないクオリティなのです。
味のおいしさやバリエーションだけでなく、火入れ加減まで至高。これが、リュウジさんの鶏料理。
本書は、普段動画を見て料理をしている方にもわかりやすいように、工程写真を細かく掲載し、火入れ加減の記載には特に気を遣いました。
この感動の火入れを、ご自宅で再現していただけると思います。

数多くのご著書があるリュウジさんですが、本書は初の「食材縛り」の1冊。
担当編集がわがままを言って、リュウジさんを“神話上の伝説の鶏料理人”とするコンセプトで作らせていただきました。
インパクト抜群のカバーが目に留まったら、ぜひページをめくってみてください。
レシピ本らしからぬ作り込まれた世界観にクスッとしつつも、きっと、貴方の食卓を救うレシピに出会えるはずです。

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